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スタイラスって知ってますか?
PDAやタブレットなどで座標を指定するために用いるペン型の入力装置の事です。タッチパネルや感圧面にペン先を当てる事によってタップします。タップとはクリックに当たる操作です。タッチパネルは尖ったものでつつくと傷がつくので、タッチパネルは向けのスタイラスペンは先端が丸くなっています。
父に作れるかどうかを聞いたところ「問題なく作れる。」との事だったので、作ってもらいました(^^)
出来上がりは一番下ですが、もの凄く高級を感じます。これなら上の写真のW-ZERO3[es]だけではなく、他のPDAやニンテンドーDSのタッチペンとしても十分使えますよ(^^)
前置きが長くなりましたが、これからそのスタイラスの製作工程をご覧ください。1本1本手作りなんですよ(^^) |
スタイラス作り
今回、スタイラスを作るにあたって使用した地金はゴールド(K18)です。理由はゴールドの方がゴージャス感を感じることが出来るからです(笑)
さて、何から始めるかと言いますと、まずゴールドの塊から芯の部分を作ります。この部分は価格を抑えるためとチップ(液晶パネル
に触れる部分)を重くしないといけないと言う理由から「中空」にします。 |
※下段の左の画像をクリックすると動画が見れます。
強い地金を作るため、火を入れてなめし、カナヅチで叩きます。これをしないと出来上がった商品の表面が引き締まらないのです。
カナヅチで叩いたあと、ある程度の厚さになると、ロールで均等な厚さに整えます。ちなみに整える厚さは強度の事を考えて0.4mmにしました。 |
ロールで厚さを整えたら、再び火を入れてなめし、叩いて引き締めます。
地金を筒状にします

| 筒状にするには、上の写真の道具を使います。溝は太さ別に分かれており、ある程度の太さに丸めるのです。写真を見る限り簡単にしていますが、実際は本当に難しいです。均等に地金を丸くするのですからね(^^;) |
※左の2枚の画像をクリックすると動画が見れます。
| カナヅチでトントントンと叩きながら筒状にします。中に入れているのはただの丸い棒です。意外と思うのですが、どこからともなく道具が登場するし、これがこの作業に使われるのかと驚きの連続です(^^) |
※上の2枚の画像をクリックすると動画が見れます。
ある程度丸くなったら継ぎ目をロー付けします。このロー付けもとても難しく火加減も微妙な使い方をしています。バーナーの炎は場所により温度が違いますから、微妙に当てる場所を変えローを溶かします。絶妙の火加減で全てが均一に溶けて継ぎ目に流れるのです。
継ぎ目のロー付けが済むと、綺麗な筒にするため穴の開いた道具に通します。色々な太さに分かれているため、何回も通しながら太さを合わせます。
ここではまだ実物の太さにはしないのです。なぜなら今から磨いたり削ったりするのでその分を計算しながら少しだけ太くしています。 |
| 上の二枚の写真が出来上がったものです。まだ磨いていませんから綺麗ではありませんが、ロー付けの跡もなく、綺麗な筒になっているでしょ?(^^) |
チップの部分を作ります

※上の画像をクリックすると動画が見れます。
| 液晶にあたる部分のことを「チップ」というのですが、この部分を作ります。どんな物を作るにしても基本は「火を入れて叩く」という事です。下の写真からは一気に見せていきますが、見る見るうちに出来上がります(^^)本当にビックリです。 |
※上段の真ん中の画像をクリックすると動画が見れます。
| ここまでで、ほとんどの形は出来ています。もちろん見本と合わせながら作るのですが、出来ていく過程は本当に驚きです。 |
| 何をしているかというと、見本と同じ形に出来ているのか確認中なんです。じっくりと見ながら形を整え、先ほどの筒と繋ぎやすいように切ります。そして出来上がったのが下の写真です(^^) |

なかなか綺麗に出来ています。ペン先の部分も丸くしてありますし、あとでもっと滑らかにしていきますから液晶を傷つける心配もあまりないかと思います。ご心配な方は液晶保護フィルターを付ければあまり問題ないかと思っています。
それでもご心配な方はペン先の部分をプラスチック製のチップにする事も出来ますから、お問い合わせくださいね(^^) |
後ろの部分も作り、仮止めしてみました
| 後ろの部分についてはあっという間に出来てしまったので、写真も撮れず申し訳ないのですが、今まで作った3つのパーツを仮止めしてみました。それから元になった純正のスタイラスと共に並べてみました(^^) |
ちょっと写真の色がおかしいのですが、形はそのまま同じことは分かりますよね。本物のディンプル加工はしていませんが、それ以外はほとんど同じです。それにゴールドのほうが引き締まって見えますね(^^)
次の工程は仮止めしているパーツを本当にロー付けします。これがなかなか苦労したのですよ(--;) |
※左の画像をクリックすると動画が見れます。
| 火を入れて、ローを溶かすのですが、溶けたときに裏側までローが回らなく、一気に接合できないのです。何度かの末やっと接合できました。ローにも色々と種類があり、早く溶ける物やゆっくり溶けるものがあり、用途によって使い分けるのです。職人さんのこだわりですね(^^) |
後ろの部分にダイヤモンドを入れます
あとは磨けば完成なのですが、それだけではただのスタイラスです。今回のスタイラスは収納したときに一目で分かる高級感を演出したかったので見える部分に「ダイヤモンド」を入れることにしました(^^)
このダイヤモンドを入れるところがジュエリーショップらしいと思うのです(笑) |
※下段の右の画像をクリックすると動画が見れます。
ドリルで穴を開け、ダイヤモンドを乗せて地金をかぶせます。その時にはもの凄い力のいる作業なんです。
最後に、超音波のタガネでもっと強く地金をかぶせるのです。ひとつひとつの作業にもの凄く神経を使うのです。 |
ダイヤモンドが留まりました(^^)あまり大きくないのですが、本当はもう少しだけ大きいのも入りますよ(^^)
さて、あとは全体を磨いて完成です。思ったより時間はかからずに済みそうでした。 |
※真ん中の画像をクリックすると動画が見れます。
各箇所を綺麗に磨いて最後に全体をバフ掛けして終了です。下の写真が出来上がりですが、「美しい」の一言です。動画には入っていませんが、実はこの作業中はボクの「おぉ〜!」とか「すげ〜!」の連発でした(笑)はっきり言って感動しました。ここまで忠実に出来上がるとは思っていなかったんですよ(^^;)
父としては見本があれば簡単らしいのですが、実際に隣で出来上がるまでを見ていると驚きの連続でしたね(^^) |
完成しました!
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| ※上の画像をクリックすると商品ページに移動します。 |
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これで一通りの工程が終了し、完成となります。自慢ではないですが高級感があると思っています。本当に綺麗に出来ましたよ(^^)職人さんの技術を見せ付けられましたよ。一つ一つの工程に全て意味があり、完成へと繋がるのです。
ここ最近で一番の出来かもしれません。それにこのスタイラス、W-ZERO3[es]用に作りましたが、スタイラスとして使うのであれば、どの機種でも使うことも出来ますので、PDAやニンテンドーDS用にも使えます。
それから、自分の持っているスタイラス・タッチペンをゴールド・プラチナなどで作りたいと思っている方も、お気軽にご相談くださいね。実物さえあればこのように同じ形に作ることが可能です。商品詳細のお問い合わせからお受けいたします。もちろんお見積もりは無料です(^^) |
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